院長ご挨拶
皆さま、こんにちは。 令和4年10月から当院の院長に就任する田中裕也です。
尼崎市出身で、三田学園高等学校、岡山大学医学部を卒業しております。
私自身、幼少期は喘息や食物アレルギーで長期入院も経験し、友達と一緒の活動が出来ず悔しい思いをしました。しかし、そこで出会った医師に感銘を受け、「これからの子どもたちには、私と同じ幼少期を過ごしてほしくない」と、医師を志すようになりました。
大学卒業後は兵庫県立こども病院で研修、神戸市立医療センター中央市民病院小児科で7年間の勤務を経て、平成31年から兵庫県立こども病院アレルギー科の科長を務めさせて頂きました。
地域の中核病院や小児専門病院での経験から、“子どもにより近い立場で寄り添っていきたい”と考え、神戸市西部・明石市で長年地域医療に従事されていた、はしだ小児科さんとご縁もあり令和4年に継承開業する運びとなりました。
当院では小児科一般診療(感染症、健診・予防接種など)と、アレルギー診療(食物アレルギー、アナフィラキシー、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎・花粉症、舌下・皮下免疫療法、蕁麻疹)を行い、子どもと保護者の方に「安心」と「笑顔」をご提供します。
「地域に信頼され、患者・家族・スタッフみんなが幸せになる事」を理念とし、皆様がいきいきとした生活をおくれるよう、全力でサポートさせて頂きたいと考えております。
どんな悩みでもお気軽にご相談ください。どうぞ宜しくお願いいたします。
経歴
平成17年3月 | 岡山大学医学部医学科卒業 |
---|---|
平成17年4月 | 倉敷成人病センター初期研修医 |
平成19年4月 | 兵庫県立こども病院小児科専攻医 |
平成20年4月 | 兵庫県立塚口病院小児科 |
平成21年4月 | 兵庫県立こども病院アレルギー科フェロー |
平成31年4月 | 神戸市立医療センター中央市民病院小児科 |
2015年1月 | 兵庫県立こども病院アレルギー科科長 |
資格・所属学会
- 日本小児科学会指導医・専門医
- 日本アレルギー学会指導医・専門医
- 日本小児アレルギー学会代議員
- 日本アレルギー学会評議員
著書
当院へ来院した患者さんの“どんなアレルギーにも対応できる”よう研鑽を積んだ経験を元に、医療者向けに書籍を出版。
- 「小児アレルギーのトリセツ」(アマゾンベストセラー1位)
講演実績
日本小児科学会専門医・指導医、日本アレルギー学会指導医(2021年12月現在兵庫県で5名)、日本小児アレルギー学会評議員。
医療者・学校園の教員・一般向けに年間20−30回の講演を行なっている。
※講演実績 2021年度からのものを抜粋
2021年4月 | 「Total Allergist Meeting 小児重症喘息への生物学的製剤の使用経験」 |
---|---|
2021年5月 | 「兵庫アレルギーケア講演会 小児における重症喘息を中心としたアレルギー診療」 |
2021年5月 | 「シオノギWebカンファレンス 小児舌下免疫療法における長期寛解への期待」 |
2021年6月 | 「第7回総合アレルギー講習会 明日から出来る舌下免疫療法」 |
2021年6月 | 「小児喘息Expert Meeting 小児喘息における生物学的製剤」 |
2021年9月 | 「小児喘息Web講演会 小児気管支喘息の治療戦略」 |
2021年10月 | 「重症喘息Management Seminar 生物学的製剤をどう使う?」 |
2021年10月 | 「大阪O―SLIT研究会 皮下免疫療法の実際」 |
2021年10月 | 「三田市アレルギー研修会 児童生徒のアレルギー疾患への対応」 |
2021年10月 | 「コレクチム軟膏Tea Time Seminar 小児アトピー性皮膚炎治療の実際」 |
2021年10月 | 「第6回日本アレルギー学会近畿地方会 小児アトピー性皮膚炎のスキンケア」 |
2021年11月 | 「第58回日本小児アレルギー学会 小児重症喘息への生物学的製剤の使用経験」 |
2021年12月 | 「トリイ小児アトピー性皮膚炎臨床セミナー 小児アトピー性皮膚炎の治療戦略」 |
2021年12月 | 「令和3年度兵庫県健康教育研修会 児童生徒のアレルギー疾患への対応」 |
2022年2月 | 「重症花粉症治療について考える Novartis HYOGO Web Live Seminar 重症花粉症治療におけるオマリズマブの期待」 |
2022年3月 | 「小児AD治療を考える会 小児アトピー性皮膚炎治療への新しい選択肢」 |
2022年3月 | 「アレルギー・花粉症Webセミナー 花粉症治療 up to date」 |
2022年3月 | 「第7回総合アレルギー講習会 免疫療法(小児 皮下・舌下)」 |
2022年4月 | 「小児アトピーカンファレンス 小児アトピー性皮膚炎治療への新しい選択肢」 |
2022年4月 | 「八王子市医師会小児科部会講演会 小児アトピー性皮膚炎〜スキンケアの重要性〜」 |
2022年6月 | 「第7回日本アレルギー学会近畿地方会 知っておきたい食物アレルギー」 |
2022年7月3日 | 第38回日本小児臨床アレルギー学会 ランチョンセミナー6 小児重症喘息への生物学的製剤の使用経験 |
2022年7月6日 | コレクチム®軟膏 小児適応追加1周年記念セミナー 小児アトピー性皮膚炎治療の実際~コレクチムをどう使うか~ |
2022年7月8日 | アトピー性皮膚炎治療を考える会 小児アトピー性皮膚炎治療のトリセツ~JAK阻害薬という新たな選択肢~ |
2022年7月20日 | 塩野義Webセミナー こどもの未来を視野に入れた舌下免疫療法 |
2022年7月23日 | 但馬地区小児科懇話会 小児アトピー性皮膚炎の治療戦略 |
2022年7月25日 | リンヴォック®適正使用推進インターネットライブセミナー(アトピー性皮膚炎) 小児アトピー性皮膚炎治療のトリセツ~リンヴォックの使いどころ~ |
2022年8月18日 | 丹波市教育委員会児童生徒のアレルギー疾患への対応に関する研修会 児童生徒のアレルギー疾患への対応~食物アレルギー・アナフィラキシー対応を中心に~ |
2022年8月23日 | TORIIアトピー性皮膚炎セミナー 小児アトピー性皮膚炎治療の実際~コレクチムをどう使うか~ |
2022年9月1日 | 伊丹医師会講演会 小児アトピー性皮膚炎の治療~抗炎症外用剤の使い分け~ |
2022年9月1日 | アトピー性皮膚炎 Update in 阪神 小児アトピー性皮膚炎治療におけるリンヴォックの使用経験 |
2022年9月15日 | IgE Specialist’s Forum 小児でも有効なゾレア~重症喘息での使用経験を中心に |
2022年9月28日 | 第212回徳島県小児科医会学術講演会 小児アトピー性皮膚炎治療のトリセツ~リンヴォックの使いどころ~ |
2022年10月6日 | 三田市教育委員会児童生徒のアレルギー疾患への対応に関する研修会 児童生徒のアレルギー疾患への対応~食物アレルギー・アナフィラキシー対応を中心に~ |
2022年11月13日 | 第59回日本小児アレルギー学会 共催セミナー 赤ちゃんへのスキンケア~結局どっちなの?最新の情報提供~ |
2022年11月13日 | 第59回日本小児アレルギー学会 シンポジウム こどもの未来を視野に入れた舌下免疫療法 |
2022年12月8日 | シオノギWebセミナー こどもの未来を視野に入れた舌下免疫療法 |
2022年12月15日 | こどもアトピーカンファレンス 小児アトピー性皮膚炎治療の実際~コレクチムをどう使うか~ |
2022年12月17日 | 第86回関西耳鼻咽喉科アレルギー研究会 小児の環境アレルゲン免疫療法~皮下法と舌下法~ |
2023年1月26日 | シオノギWebカンファレンス アレルギーに悩まされない世界を目指して~こどもの未来を視野に入れたSLIT~ |
診療時間
通常診療
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
8:40~12:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ― |
15:40~19:00 | ● | ● | ● | ― | ● | ― | ― |
電話受付時間:9:30〜12:00(午前)、16:30〜19:00(午後)
休診日:木曜(午後)・土曜(午後)・日曜・祝日
予防接種
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
8:40~9:15 | 無し | ・0-1歳(3種類以上) ・9か月健診(+B型肝炎③) ・2種類以下(全年齢) |
・0-1歳(3種類以上) ・9か月健診(+B型肝炎③) ・2種類以下(全年齢) |
― | ・BCG(+4種混合) ・2種類以下(全年齢) |
・2種類以下(全年齢) | ― |
15:40~16:00 | ・2種類以下(全年齢) | ・2種類以下(全年齢) | ・2種類以下(全年齢) | ― | ・2種類以下(全年齢) | ― | ― |
18:00~18:15 | ・2種類以下(全年齢) | ・2種類以下(全年齢) | ・2種類以下(全年齢) | ― | ・2種類以下(全年齢) | ― |
アクセス
〒651-2113
兵庫県神戸市西区伊川谷町有瀬709−1
車でお越しの方へ
下記駐車場をご利用ください。
医院前駐車場
11台完備
提携駐車場
酒田駐車場 6台(No.1,2,3,5,14,15)
医院紹介
外観
入口
医院前エレベーター
受付
待合室
診察室
処置室
レントゲン室
クレジットカードがご利用できます
当院では保険診療・自費診療問わず以下のクレジットカード・キャッシュレス決済がご利用いただけます。
小児かかりつけ医制度
2016年度から「こどもにかかりつけ医をもちましょう」という国の制度が始まりました。
「小児かかりつけ医制度」は、病気の診療に加えて予防接種や健診などを通じて、お子さんの健康を「かかりつけ医」と共に守っていく取り組みです。
「かかりつけ医」とは、病気などの際に最初に相談する、最も身近な医師のことです。
どのようなことをしてもらえるの?
-
急な病気や体調不良の際には、かかりつけ医として診療を行います。
-
ぜんそくやアトピー性皮膚炎、花粉症などの慢性疾患の診察・管理も行います。
-
発達段階に応じた助言や指導、健康相談、栄養相談もお受けします。
-
予防接種の接種歴や健診の受診歴を確認し、適切な接種の案内や指導を行います。
-
必要に応じて、連携した専門医療機関への紹介もいたします。
-
診察時間内の電話によるお問い合わせにも常時対応しております。
などになります。
当院で「小児かかりつけ医」として登録していただく最大の安心ポイントは、夜間や休日の緊急時(診察時間外)に電話などでのお問い合わせに対応する点です。
小児かかりつけ医に登録できる方
当院を継続して受診されている6歳未満のお子さんが対象です。
※登録には「小児かかりつけ医登録」に関する同意書への署名が必要です。「小児かかりつけ医」の登録をご希望の方は、受付にてお申し出ください。
6歳以上のお子さんについて
「小児かかりつけ医」の登録はできませんが、「かかりつけ医」として、これまで通り診察を行い、健康状態や発達、予防接種の確認など、さまざまなご相談やお悩みに対応いたします。
いつでもお気軽にご相談ください。
小児かかりつけ医登録によるデメリット
お子さんや保護者の方に特にデメリットはありません。診療報酬明細書の記載が変わりますが、特別な支払いは発生しません。
ただし、「小児かかりつけ診療料」に登録できるのは、国の規定によりひとつの医療機関だけです。
他の医療機関からの小児かかりつけ診療料の変更登録も可能です。その場合は、登録されたクリニックに解除の旨をお伝えください。
他の医療機関を受診された患者様へのお願い
- 次回ご来院の際に、その旨をお知らせください。
- 服用されたお薬の確認が必要ですので、お薬手帳をお持ちください。
- 予防接種や健診の確認も定期的に行います。母子手帳もご持参ください。
小児かかりつけ医は当院での受診を強制するものではありません。
ただし、お子さんの健康管理をかかりつけ医として行うためには、「当院で受診」していただくことが重要であると考えています。
時間外対応加算について
当院では再診患者様に対して、時間外対応加算を算定しております。
診療時間外の対応は転送電話で行っており、やむを得ず対応できなかった場合は、速やかに折り返しのご連絡をいたします。
このような取り組みにより、再診時に「時間外対応加算1」を算定させていただきます。
この加算は、時間外の対応に関するものであり、再診料を算定するすべての患者様に対して、日中の診療時間内に受診した場合でも適用されます。あらかじめご了承ください。
機能強化加算について
当院では「かかりつけ医」機能を有する医療機関として「機能強化加算」を算定し、以下の取り組みを行っています。
- 健康診断の結果などに関する健康管理の相談に応じます。
- 必要に応じて、専門医師や専門医療機関をご紹介します。
- 介護・福祉・保健サービスに関する相談に応じます。
- 訪問診療を行っている方に対して、夜間・休日の問い合わせに対応しています。
- 必要に応じて、受診されている他の医療機関や処方されている医薬品を把握するため、お薬手帳のご提示やご質問をお願いすることがあります。