初めてお越しの方へ
当院は原則ご予約をお願いしています。また、お子さまの症状や状態によって診察の順番が前後することがありますのでご了承ください。
持ち物
必ずお持ちください
- 母子手帳
- 健康保険証
- お薬手帳または薬剤情報の用紙(お薬を服用中の場合)
あると便利なもの
- 紙おむつ
- おしりふき
- ビニール袋
- 着替え(急な嘔吐・下痢など)
- 飲み物
当院からのお願い
- マスク着用のうえご来院ください
- 発疹、嘔吐や下痢など、感染症が疑われる場合は、受付にお申し出ください
- 事前に問診票をご記入ください。
- 予防接種は完全予約制です
また受診の際は、以下のポイントを伝えて頂くと、スムーズなご案内が可能です。
- どのような症状があるか
- 症状はいつから続いているか
- 症状がわかる写真/動画(便の写真、咳の様子、湿疹の状況など:必要であれば)
小児科
発熱、咳、嘔吐、腹痛、下痢、流行性疾患など、お子さまがかかる内科の病気全般を診療します。
また、乳児健診や育児の相談なども随時受け付けております。
診療する症状・疾患例
発熱、咳
小さなお子さまの発熱は、一般的に37.5度以上と考えられています。発熱や咳は、風邪や喘息などにかかった時によく現れる症状ですが、咳や発熱が長引く場合は、原因についてしっかりと調べる必要があります。
発熱や咳以外の症状がある場合は、併せてお伝えください。
鼻づまり、鼻水
鼻水には、ウイルスの侵入を防いだり、外へ出そうとしたりする役割があります。また、風邪やアレルギー性鼻炎によって鼻づまりになることがあります。
悪化すると副鼻腔炎や中耳炎になることがありますので、お子さまが辛そうにしていたら放置せずにご相談下さい。
嘔吐・下痢
お腹で消化できる量を超えて食べ飲みすると、嘔吐や下痢を起こしてしてしまいます。細菌やウイルスによる胃腸炎になった場合、細菌やウイルスが胃腸に入り込み、働きを悪くすることで1回に消化できる量が減るためこのような症状が起こります。
嘔吐や下痢は、ウイルスを外に出すための症状なので自己判断での薬の服用はやめましょう。また、症状が改善しない場合は早めにかかりつけ医に相談するようにしましょう。
便秘
腸に便が長くとどまると水分が吸収され、便が硬くなることが便秘につながります。排便の回数が少ない、便が出にくい状態になっている場合は便秘と考えられます。
便秘の癖がつくと、大人になっても症状の改善に苦労することがあるため、排便時に辛そうにしていたり、頻繁にお腹が痛くなったりする場合は早めにご相談ください。
不機嫌・元気がない
子どもは、自分の身体に現れる症状をうまく言語化して伝えることができません。特に生後3か月頃までの赤ちゃんで、食欲がなかったり、遊ぼうとしなかったり、泣き止まないといった様子が見られる場合は早めに受診するようにしてください。
呼びかけても目線が合わず反応が薄い、ぐったりしている、泣き声が弱々しい、顔色・皮膚の色が悪い場合は、すぐに受診しましょう。
ロタウイルス
乳幼児など小さなお子さまに多く見られる急性胃腸炎を引き起こす感染症です。ロタウイルスというウイルスによって引き起こされ、腹痛をはじめとする水のような下痢や吐き気・嘔吐、発熱を起こします。
ワクチン接種によって、重症化するリスクを減らすことができます。
りんご病
ヒトパルボウイルスB19というウイルスが原因となる感染症で、発症すると頬が赤くなります。患部が熱を持ったり、痒みを感じたりする場合もあり、年長児~成人は微熱や頭痛、関節痛を伴うこともあります。
発病したときには感染力がなくなっているため、他の異常がなければ保育園や幼稚園・学校に登校することができます。流行時は手洗い・うがいをして予防するようにしましょう。
熱中症
高温多湿により、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温が調節できなくなることで起こります。
体温調節が未熟である小さなお子さまは特に熱中症にかかるリスクが高くなります。また、症状に気付きにくかったり、体調の異変をうまく伝えられなかったりするため、周りの大人がしっかりと目を配って「水分」や「塩分」の補給を行う、適宜休憩させるといった対策をしてあげる必要があります。
子どもの目やに
老廃物やほこりなどが付くことや、目に炎症が起きている場合にも目やにが出やすくなります。また、目と鼻をつなぐ細い管(鼻涙管といいます)はお子様ではさらに細いので、狭くなったり詰まったりして目やにが出ます。
子どもはもともと免疫力が未熟なので目やにができやすいですが、病気としては風邪や結膜炎、ものもらいや角膜の炎症などが考えられます。目やにが出たらしばらく観察し、痛み・充血といった症状が長引く場合や、物が見にくい場合はすぐに受診してください。
乳児湿疹
乳児湿疹は生後1歳前後の赤ちゃんに多く見られる「赤いブツブツ」や「カサカサ」とした湿疹の総称です。顔や首、頭皮を中心に発症することが多くあります。乳児湿疹には大きく「新生児中毒性紅斑」「乳児脂漏性湿疹」「アトピー性皮膚」などがあります。
自然に治癒していくことが多いですが、最近は乳児湿疹によって皮膚のバリア機能が落ちることでアレルギーの原因となることが指摘されています。どうかな?と心配されたら是非症状が長引く場合は当クリニック当院にご相談下さい。
起立性低血圧
急に立ち上がったときや起き上がったときに、立ちくらみ・ふらつき、失神などの症状がみられる病気です。健康な方でもなることがありますが、症状が強い場合は起立性低血圧と呼ぶことができます。
低身長
お子さまの個性により発育の仕方はさまざまですが、平均身長との差が大きくみられたり、身長の伸びが悪い場合は、病気が関係していることがあります。
お子さまの身長がなかなか伸びないことでお悩みの方、低身長の基準や受診する目安がわからない場合も、当院へ一度ご相談下さい。
アレルギー科
お子さまのアレルギー疾患について診療します。食物を食べて湿疹が出たり、咳や鼻水が長引くなど、アレルギーが心配なお子さまの検査や治療を行います。気になる症状がある場合は、お気軽にご相談下さい。
アレルギー科学会 専門医・指導医による診療を行います
アレルギーに関する臨床の知識と経験が十分にあると学会で認定された医師による専門的な診察を行います。
また、患者さまの症状に合わせた生活指導やご相談にも応じます。
主なアレルギー疾患
食物アレルギー
特定の食べ物を食べたり触ったりした後にアレルギー反応による症状が現れる疾患です。
食物アレルギーは乳幼児期に多く見られますが、年齢を重ねるにつれて治ってくることが多いです。ただし、重度のアレルギーの場合は成長段階でも改善しないことがあり、治療を行う必要があります。
花粉症
小さなお子さまでも花粉症にかかるケースは少なくありません。また、受験のシーズンに発症し十分なパフォーマンスを発揮できないこともあります。早めの治療を行うことで、重症化するリスクを抑えたり、その他のアレルギーの病気にかかりにくくしたりといった効果を得ることができます。
アレルギー性鼻炎
鼻水やくしゃみが出るなど風邪の症状と似ているため、見極めが大切です。診察や検査を行うことで、適切な治療や投薬につなげることができます。
アトピー性皮膚炎
皮膚のバリア機能の異常と免疫の過剰反応により炎症が起こります。その他食事やストレスなど様々な要因が重なり合って起こる症状です。とにかく痒くて困る病気です。外用療法でしっかり症状をゼロにすることが大切です。近年外用療法以外にも効果的な治療法が出てきました。
蕁麻疹(じんましん)
突然皮膚の一部が赤く盛り上がり、チクチクとかゆくなる症状を伴うことがありますが、しばらく経つと症状は消えていきます。蕁麻疹にはアレルギー性のものと、非アレルギー性(疲労・ストレスや運動などによる刺激)のものがあります。原因を特定するためには、アレルギーとの関係性を検査する必要があります。
気管支喘息
気管支が狭くなり、空気が通りにくく呼吸が苦しい状態を繰り返す病気です。
根気よく治療することで症状を完全にコントロールした状態を続けることが大切です。
アレルギー性結膜炎
結膜や、まぶたの裏側にアレルゲンが付着することで「目のかゆみ」「充血」「涙が止まらない」「目やにが出る」といった症状が現れます。かゆくて目を擦りすぎると、白目の部分がゼリー状になることがあります。
代表的なアレルゲンには、スギ、ブタクサ、ダニ、カビなどが挙げられます。
アナフィラキシー
重篤なアレルギー反応のことで、複数の臓器(皮膚・呼吸器・消化器・循環器・神経など)に全身性アレルギー症状が現れ、生命に機器を及ぼす可能性があります。
食物や薬剤のほかに、ハチなどの昆虫による毒が原因で発症します。
発熱外来
発熱のあるお子さまの診察を行います。感染症の可能性も考えられるため、必要であれば抗原検査や血液検査などの検査、抗原・PCR検査と診察を行います。
感染症が疑われる場合は、その他の症状の患者さまと動線を完全に分けています。発熱のある患者さまと接触することはございませんのでご安心ください。
★発熱外来の方はご来院後スタッフから連絡させていただく場合がありますので、必ずスマートフォン、携帯電話をご持参ください。
予防接種
※完全予約制です。
対応する予防接種
- B型肝炎
- 肺炎球菌
- Hib
- 四種混合
- ロタウイルス
- BCG
- MR(麻疹風疹)
- 水痘
- おたふく
- 日本脳炎
- DT
- HPV
- インフルエンザ
- 子宮頸がん
- A型肝炎(海外出張の方など)
- 髄膜炎菌
乳児健診
赤ちゃんの成長や発達の確認、身体計測(体重、身長、頭囲、胸囲)などを行います。
その他にも育児、離乳食など栄養に関するご相談も受け付けております。
お子さまのことで心配事やお悩みがある方は、お気軽にお申し付けください。